波動療法は、身体や心の調和を整えるために、波動やエネルギーの力を利用する療法の一つです。
波動を用いて身体の不調や不均衡を改善することが目的とされています。
波動療法の検査では、キネシオロジーを使うのが一般的です。
キネシオロジーは、身体の筋肉や関節を使って姿勢や動作を評価・改善する手法です。
主に、筋肉反射のテストを通じて、身体の不調やエネルギーのブロックを見つけ出し、それを解消するための施術方法を行います。
テスト法には、Oリングテスト、FRテスト、TRテスト、ARテストなど様々あり、施術者が独自に開発したテスト法を含め、個々の判断で使われています。
当院では、患者の身体を使わず、施術者自身の身体で反応を取る「自己キネシ」と、施術者の脳内で反応を取る「脳内キネシ」を使っています。
テストでは、その反応を患者さんに見せることで理解してもらうという側面がありますが、そのような事は一切構わず、短時間に数多くの検査をして施術のパフォーマンスを高めるには、自己キネシや脳内キネシが適しています。
波動療法の検査では、まず施術者は患者の筋肉の反応を観察し、身体の正常異常、精神状態の良否などを評価します。
施術者は、患者の体に軽い圧力をかけながら、その反応を見ることで、身体の状態やエネルギーレベルを把握してゆきます。
また、特定のポイントや痛みを伴う部位に触れることで、いろいろな情報を読み取ることができます。
これらの情報をもとに、施術者は個々の患者に合った施術方法を選択してゆきます。
また、特定の物質やエネルギーの試験物を患者に触れさせるなどして、その反応や変化を評価する方法もあります。
これにより、病原体の感染、各種アレルギー、毒物の摂取といった問題を特定し、それに対して対処することができます。
ただし、キネシオロジーによる波動療法は、科学的な根拠が不足しているため、一部の人々からは疑問視されています。
そのため、医学的な意見や診断と連携することが重要です。