気律均整治療院
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経絡

2024年5月21日

経絡とは、全身を巡るエネルギーの流れや血液の循環が通るとされる道路や通路のことを指します。経絡は経脈とも呼ばれることがあります。

経絡は、体内の内臓や組織と相互に関連しており、その経絡が滞ることによって病気や不調が引き起こされると考えられています。

鍼灸治療や指圧などを用いて、経絡の流れを改善することで健康を回復させることを目指す場合もあります。

経絡の具体的な流れは、経絡図と呼ばれる経絡の地図で表されます。

経絡図には、主要な経絡や経穴と呼ばれるポイントが示されており、各経絡や経穴にはそれぞれ異なる働きや効果があるとされています。

近年では、経絡に関する理論や技法が西洋医学などの他の分野にも取り入れられている場合もあります。

正経十二経脈と奇経八脈は、中国医学における経絡の名称です。これらは人体におけるエネルギーの流れを司る通路であり、健康状態と密接に関連しています。

正経十二経脈は、全身の主な経絡を指します。
具体的には、手太陰肺経、手陽明大腸経、足陽明胃経、足太陰脾経、手少陰心経、手太陽小腸経、足太陽膀胱経、足少陰腎経、手厥陰心包経、手少陽三焦経、足少陽胆経、足厥陰肝経の12本の経脈です。

それぞれが特定の臓器や組織と関連しており、体内のエネルギー(気)の流れを調整し、健康を維持する役割を果たします。

一方、奇経八脈は、正経十二経脈の間を縦横に交錯し、正経と補完しあいながら、体内のエネルギーのバランスを取ります。つまり、正経十二経脈の気血が満ち溢れているときには、奇経八脈に気血が流入し蓄え、逆に正経十二経脈の需要があれば気血を供給します。
奇経八脈は、督脈、任脈、衝脈、帯脈、陽蹻脈、陰蹻脈、陽維脈、陰維脈の8本の経脈です。

これらの経脈の研究や治療法は、長い歴史と実践に基づいており、古代から受け継がれてきたものです。しかし、経脈の存在やその働きについては科学的な証拠が限られており、明確なメカニズムはまだ解明されていません。


 

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