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心理的逆転

2024年5月3日

心理的逆転は、顕在意識では治ることを望んでいるのに、無意識では治ることを望んでいないという状態です。特に長引いている慢性的な症状や病気に多くみられます。

心理的逆転があると、現代医療や心理カウンセリングなどで一時的に効いたとしても、またすぐに症状が戻ってしまいます。

心理的逆転現象は、一般的には「疾病利得」として知られています。

これは、個人が身体的または心理的な疾患や障害を持つことで、潜在的な利益や報酬を得ることを意味します。

疾病利得は、以下のような場合に起こることがあります。

1. 注意を引く:

疾病や病気を持つことで、他の人々の関心を引くことができます。これにより、周囲の人々が個人に注意を払い、世話をしてくれる可能性があります。

2. 責任の免除:

疾病や障害を持つことで、個人は一部の責任を他の人に委ねることができます。例えば、仕事や家事の負担を減らすために他の人に助けを求めることができます。

3. 特権的な地位:

疾病や病気を持つことで、個人は特別な扱いを受けることがあります。これにより、個人は他の人々よりも優遇される可能性があります。

4. 自己同一性の確立:

疾病や障害を持つことで、個人は自己同一性を確立することができます。つまり、疾病や障害が個人の一部として認識されることにより、自分自身のアイデンティティを見出すことができるのです。

ただし、疾病利得は心理的な要素も含まれるため、全ての個人に当てはまるわけではありません。

心理的逆転(疾病利得)の治し方については、一般的には以下の方法が効果的とされてます。

1. 認知行動療法:

疾病利得の根底には、適応できない思考や行動がある場合があります。認知行動療法は、そのような思考や行動のパターンを変えるためのアプローチです。自己認識や気づきを促すテクニックを学び、健康的な思考や行動へと改善していくことが目標です。

2. 自己肯定感の向上:

疾病利得の場合、不完全な自己イメージや、他者の関心やサポートに頼る傾向があることがあります。自己肯定感を高めることで、自分自身が問題を解決できるという自信を持ちます。自己肯定感を向上させるためには、小さな目標を設定し、それを達成する経験を重ねることが有効です。


 

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