4. 腸腰筋症

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4. 腸腰筋症

腸腰筋とは、骨盤の前方にある筋肉の名称で、大腰筋と腸骨筋の筋肉が合流したものである。この筋肉にストレスがかかり、疲労するために腰痛が発生する。
筋肉は疲れてくると腫れて硬くなっていく。すると、筋肉細胞に栄養を届ける血管が圧迫され、血行不良が起こる。そのため筋肉細胞に溜まった疲労物質を運び去ることが出来ず、ますます疲れが溜まってくる。こうした悪循環が続くと疲労はどんどん重くなっていき、慢性的な痛みが起こる。
特に体の深部に位置する腸腰筋の内側には、腰から下を受け持つ大切な神経が走っており、この神経が刺激されると、それが腰・膝・股関節などの痛みとして現れる。また、腸腰筋が疲労して思い通りに動かせなくなると、体は無意識のうちに他の筋肉で補おうとする。そのため、腰回りの筋肉全体に負荷がかかり、疲労し、「なんとなく腰が重い」ということになってしまうのである。
腸腰筋は、他の筋肉と違って体の奥深くにあるため、直接手で触れることができない。痛みの場所を認識しにくいため、腰や足の付け根など全く違った場所の痛みとして感じてしまうのである。この腸腰筋をきちんとケアできると、大抵の腰痛はキレイさっぱり解消してしまう。