1.椎骨変位症
1. 椎骨変位症 |
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1. 椎骨変位症
腰椎もしくは骨盤などが、前方あるいは後方などに変位したことに起因する発痛を言う。これは急性腰痛、いわゆるギックリ腰に見られるように何かの動作上発生するのが一般的。すなわち、体が動くことによって椎骨もそれと共に動くが、体の筋肉(脊柱起立筋、腹直筋など)あるいは靱帯が弱くなることにより、動きに対して支えることが出来なくなり、その結果、椎骨の歪みで筋肉そのものが神経を圧迫し激しい痛みを生じるのである。
急性腰痛には同時に筋肉の緊張も見られる。痛みの部位からの運動神経が支配する筋肉(主に腰やお尻の筋肉)が過剰に緊張する。
また、椎骨変位性の腰痛は、激しい痛みを伴う以外に鈍い痛みを伴う場合もある。朝の起きがけなどに鈍痛で腰を真っ直ぐ出来ないような場合はこれに相当する。