ジオパシックストレス-人間の電気的システムにマイナスの影響
まず、予備知識として必要なことは、人間が電気的なシステムで動いている生物であるということです。目・耳・皮膚などから入ってくる感覚も、筋肉の動きやホルモンの分泌など脳からの指令も、すべて神経を通して電気的な信号で脳との間で送受信されています。
ジオパシックストレスのジオ(Geo)は、「地球の」という意味で、パシック(pathic)は「苦痛」、または「病気」という意味です。つまり、ジオパシックストレスとは、地面の下の水脈や断層から放射されている振動が、人間の電気的なシステムにマイナスの影響を与えることを意味します。
水脈・断層・地面の亀裂・洞穴・刺激帯の碁盤目のような、地面下にある障害帯域は固有の振動を持っていて、その強さに応じて人間や動植物に負荷をかける形で影響を及ぼしているのです。特に、地下水脈に関しては、二つの水脈が交差しているところでは、それぞれの深度は違っても強いジオパシックストレスが生じています。
ジオパシックストレスは、人工的な電磁波と違って微細なエネルギーであるため、一般的な測定器では検出ができません。ダウジング、もしくはキネシオロジー、また波動測定器などを使用して調べることになります。これに対し、電磁波は、はっきりと数字が測定できるので、より細かく科学的に分析が可能です。
ジオパシックストレスの影響は、少しずつ体を弱らせるなどして慢性症状を示し、すぐにその原因が表面化するものではありません。その存在が非常にわかりにくいものなのです。そして、その影響下に置かれたままでは、治療を繰り返しても効果が上がってこないため、何らかの対処が必要となります。
ちなみに、対処法としてよく使われるのは、埋炭や専門の対策製品をベッドや布団の下などに置くという方法です。